EATRIP

eatrip fukuoka

January 11th, 2013 Update / Author: misako

Scribe Winery and Yuri Nomura Cooking
フードディレクター・野村友里さんが主宰するフードクリエイティブチームeatrip(イートリップ)による展覧会が天神IMS8F・三菱地所アルティアムで開催中です。会場の空間は福岡のさまざまなクリエイターが参加しているそう。入場も無料で、いつものアルティアムとは少し違った雰囲気の展覧会になっているようです。

eatrip fukuoka
会期:2013/1/12〔土〕~2/11〔月・祝〕
※休館日は1/15〔火〕
開館:10:00-20:00
入場料:無料
会場:三菱地所アルティアム
福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F(MAP
http://artium.jp/

出張レストラン eatrip
eatripが手掛ける限定レストランが福岡に登場します。
選りすぐりのシェフと食材で創られた一夜限りの立食形式のレストランです。
日時:2月11日〔月・祝〕18:00~20:00
料金:お一人様 2,800円(ドリンク代別途)
会場:三菱地所アルティアム会場内
※事前予約制【1/12(土)受付開始】
参加ご希望の方は、1/31(木)までに受付もしくはお電話にて申込みください。
三菱地所アルティアム tel. 092-733-2050


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 野村友里が主宰するフードクリエイティブチームeatrip(イートリップ)による展覧会を開催します。eatripは、ケータリングフードの演出や料理教室を行うほか、雑誌連載、ラジオ出演、食イベント開催など、食の可能性を多彩な表現方法で伝えています。近年は、”食べるということこそ、生きること 人生とは食べる旅”をテーマに、食の原点を辿っていく映画『eatrip』(2009年)で野村が初監督をつとめ、2011年には国内外のシェフらと共に、「生産者」「料理人」「アーティスト」「消費者」をつなぐ参加型の食とアートの体験イベントを東京都現代美術館で開催しました。多様でありながらも”食の愉しさを伝える”という根っこで繋がった活動は、現代において、注目され共感を呼んでいます。

食は、“万人共通”。
時にどんな言葉よりも説得力をもち、
食べるだけで通じることは多くあります。
『eatrip』とは、
移動距離としての旅ではなく、
そんな食を通したつながりの旅であり、
時間や記憶を共有し、人々と共存すること。
   ―― 映画「eatrip」 Director’s statementより

 野村は映画製作にあたりこのように自身の方向性を定義しています。その基礎をなすのは、母親が伝えるおもてなしの心。さらに、地産地消かつオーガニックな食材を使った料理で世界中のシェフから注目されるレストランChez Panisse(シェ・パニース)のキッチンを経て、食のプロジェクトを多彩に展開しています。野村を軸とするeatripは、前述の映画や食イベント、ケータリングのほか、季節の料理を様々なシェフと共に学ぶ料理教室や、雑誌Hanakoで共に連載を行う写真家・長島有里枝の写真とレシピからなる書籍”eatlip gift”、この秋に原宿の古民家を改装してオープンした”restaurant eatrip”……人とのつながりや季節の恵み、土地それぞれの農産物への感謝など、共通したコンセプトを様々な表現へと昇華しています。

食を通したつながりの旅をおすそわけする展覧会
 本展は、eatripのこれまでの活動を踏まえ、食の愉しさを伝えるべく大きく3つの要素で構成します。
1つは、活動の中で出会った食材を見せる、eatripプロデュースの商店のような空間。心を込めて育てられた野菜などを展示で紹介し、食材と鑑賞者を結びつける、出会いのおすそわけの場です。もう1つは、日々刻々と変化する食のインスタレーション。九州の農産物を主な素材とし、瓶詰めされた素材が時間とともに育まれる様子をご覧頂けます。そしてもう1つは、映画『eatrip』やこれまでのイベントの記録などをゆっくりと鑑賞できる映像展示。人と人、そして食との繋がりの一端を感じとる機会となるでしょう。また関連イベントでは、展示食材を使った料理を振る舞う、一日限りのレストランイベントを会期最終日に開催します。五感を使って味わう、とっておきの体験となるはずです。

 eatripが生み出す空間は、食にまつわる様々な記憶を呼び覚まし、ゆっくりと熟成されていく食べ物たちは私たちに「待つ楽しみ」を思い出させてくれるでしょう。 trip=旅のごとく、この季節、この場所で届けられるものを追求し、ここにしかない輝きを見せてくれる食の可能性にご期待下さい。

eatrip(イートリップ)
フードディレクターの野村友里が主宰するフードクリエイティブチーム。
主宰する野村は、おもてなし上手の母の影響で、いつも来客の絶えない家庭に育つ。料理が人と人を繋ぐ役割を果たすことを自ずと身につけていたこともあり、自然と料理の道へ。アパレル、出版社、大使館のパーティや、音楽イベントなどのケータリングで食を軸とした空間を彩る。著書に「eatlip gift」(2010年、マガジンハウス)。近年では生産者・料理人・消費者をつなぐ参加型の食体験イベントも開催するなど、多岐に渡り活動。
http://www.babajiji.com/eatrip

http://artium.jp/exhi/

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AUTHOR

三迫 太郎(Taro Misako)
1980年福岡県生まれ。2008年〜フリーランスのグラフィックデザイナーとしての活動を始める。福岡発のzineレーベル「10zine」の共同立ち上げ、ひとりWebマガジン「taromagazine™」、周辺のさまざまな物事を編集する活動「Prefab」など、主にWeb上で活発に活動中。
http://taromag.misaquo.org